不登校の子への向き合い方

子供の昼夜逆転。親ができることは?

こんにちは、チーです(^^)

悩める思春期の子供たちの家庭教師や、その親御さんのお悩み相談をしてます。

チー

休みの日はなんだか興奮して無駄に早起きしてしまうよ!

このブログでは毎日忙しい親御さんが思春期の子育て、教育について『これだけやっておけば間違いない!』知識だけを抽出して紹介しています。

前回に続いて『昼夜逆転』についてです。

不登校児の約7割が経験するという昼夜逆転。

まずは昼夜逆転がなぜ起こるのか、その理由を理解していただいた上で続きを読んでもらえたらと思います(下の記事に書いてます)。

原因が自己否定であるならば

前回のブログで書いた通り自己否定が原因で昼夜逆転しているなら、それは自分を守るために理にかなっている行動であり、状態だということ。

昼夜逆転することによって自己否定してしまう環境から自分を守っている。

みなさんもきっと経験があると思うんですけど、自己否定してる時って生きる力がめちゃくちゃ消耗しちゃうじゃないですか(僕も経験あります)。

自己否定って本当に辛い。

生き辛さの根本原因って全て自己否定によるものだと僕は思ってます。

そうならないように。

自己否定で生きる力を消耗しないように。

そうやって自分を守っている状態が昼夜逆転だと。

ならば。

ならば、昼夜逆転から抜け出すにはまず自己否定をなんとかしなきゃいけない。

極論、自己否定しない自分になれれば昼夜逆転する必要がなくなる。

じゃあ自己否定しなくなるにはどうすればいいのか?ってなるんですけど

これ書いてたらそれこそ1つの記事になっちゃうんで

それは次回書かせてもらうとして・・。

今回は『昼夜逆転に対して親ができること』ということなので

そのことを具体的に書いていこうと思います。

親が絶対してはいけないことは1つだけ

これ、昼夜逆転だけじゃなくて教育全てにおいてそうだと思うんですけど、

絶対やっちゃいけないのが『否定』です。

昼夜逆転は自己否定の表れ。

自己否定って自分を自分で否定してる状態だから

それに輪をかけて本来1番の味方でなきゃいけない親が否定してはいけない。

あと、アドバイスも基本ダメです。

「もっとこうしなさい」みたいな。

アドバイスは『今のあなたはダメ』っていう否定のメッセージになるから。

この『否定しない』だけで僕は親子関係って段違いに良くなると思ってます。

否定しないだけでいい。

よく子育てで『見守ることが大切』って言われるじゃないですか。

僕、見守るってこういうことだと思うんですよ。

見守るって、否定しないっていうことじゃないかって。

でもこれが親にとっては1番の苦行(T-T)

(僕も3人の息子の親のなのでめちゃくちゃわかります)

親としては苦しい。

かわいい我が子だけに心配になってああだこうだと言いたい。

でも結果悪循環になる。

それもわかっている。

でも。

でも苦しいんだけれども、不登校経験者は口をそろえて言ってるんですよ。

親に感謝してることは?っていう質問に対して

「そっとしておいてくれた」

「ただただ話を聴いてくれた」って。

これが正解なんですよね。

経験してきた本人たちが言うんですから。

つまり、『否定しない』。

親が絶対しちゃいけないことは1つだけ。

『否定しない』こと。

すごくすごく大切なことですよね。

昼夜逆転は自己否定に陥っていてそこから自分を守っている状態なわけだから、

そうさせてあげた方がいい。

親としても踏ん張りどころだと思うんですけど、

本人のこと、その状態を否定せずに回復を待つことが大切だと思います。

親ができることも1つだけ

親がしちゃいけないのは『否定すること』。

今度は逆に不登校や昼夜逆転してる我が子に親である我々ができることなんですけど

これも1つだけあると思ってます。

それは『否定せずに話を聴くこと』。

また『否定せずに』って出てきましたけれど(笑)

自己否定してる時に1番救いになるのはこういう人がいてくれることです。

否定せずに話を聴いてくれる存在。

僕自身がそういう人に救われた経験をしたし、

不登校の子と関わる中で

その子たちが本当にこういう人を求めているんだなってことも実感しました。

それが本当は親でなきゃいけない。

親がそうならば、家が子供にとって安心・安全な場所になる。

それが、子供にとって生きるうえでの土台になる。

苦しい時、辛い時にちゃんと逃げれる場所がある。

受け止めてくれる人がいる。

チャレンジって

そういう場所があるからこそできる。

不登校や昼夜逆転から抜け出すチャレンジも

そういう場所があるからできる。

家がそういう場所であることが1番です。

チー

家がそういう場所であるなら

本人が決めたタイミングで必ず動き出します!

親がやっちゃいけないこと1つ。

親ができること1つ。

まずこれが昼夜逆転から抜け出す土台になります。

あとは本人が動き出すタイミングを信じて。

それまでにしっかりした土台を作っておきましょう。

最後までお読みいただき、有難うございました。

チーでした(^^)